営業の売上アップを最短で実現するセミナー設計術|実例と台本付き
営業の売上アップを最短で実現するセミナー設計術|実例と台本付き
メタディスクリプション:営業の売上アップを狙う企業向けに、成果が出る「営業セミナー」の設計方法を解説。水平思考でKPIを分解し、具体例・台本・運用の型まで提示します。
なぜ「営業セミナー」で売上アップできるのか
結論、行動量×精度×再現性を同時に引き上げられるからです。水平思考で売上を分解すると、
売上=商談数×成約率×平均単価×リピート率。
セミナーはこの4因子に対して、短時間で共通言語化→実践→定着を一気通貫で仕込めます。
セミナー設計の全体像(90分)
- 診断(20分):現在のパイプラインを可視化
- 例:問い合わせ→一次商談→提案→受注の各転換率、滞留日数、失注理由 - 技の伝授(40分):再現性のあるトークとプロセス
- アイスブレイク/問題提起→共感→価値提示→比較回避→クロージング
- 使うフレーム:SPIN、イエスバット、推定承諾、二者択一、反実仮想 - ロープレ&型化(30分):実務台本化&個別フィードバック
- 「よくある反論」テンプレと切り返し辞典を配布
- 翌日からのKPI更新ルールを決定
台本サンプル(抜粋・一次商談 5分)
- 導入:「本日は“御社が既にできている強み”を活かして3ヶ月で商談化率を15%上げる具体策を共有します。」
- 現状把握(SPIN):「現在の見込み客は月何件ですか?一次から提案に進む割合は?」
- 価値提示:「同業A社は“失注理由のタグ付け”だけで提案到達率が1.3倍になりました。」
- 比較回避:「価格競合ではなく“導入後の回収速度”で比較すると御社優位です。」
- クロージング:「まずは10案件だけ検証し、効果が出たら全社展開でよろしいですか?」
具体例(B2B/B2C)
- B2B製造業(従業員50名)
課題:初回ヒアリングが浅く、提案の解像度が低い。
施策:SPIN質問集と「失注理由タグ」運用。
結果:一次→提案到達率 28%→41%、成約率 17%→24%、売上前年比+19%(6ヶ月)。 - B2C保険
課題:「検討します」で停滞。
施策:二者択一話法+ベネフィット再定義(“安心”→“家計の固定費最適化”)。
結果:次回確約率 22%→45%、月間成約+12件。
よくある失敗と処方箋
- 失敗1:知識の一方通行 → 処方:ロープレ比率50%以上。見て学ぶより、やって直す。
- 失敗2:全員横並び → 処方:スキル別に小隊編成(初級:型、上級:応用)。
- 失敗3:やり切りで終わる → 処方:翌日KPIを1つだけ更新(例:一次商談の「なぜ今?」質問実施率)。
使えるKPIシート(最小セット)
- 活動量:一次商談数/週
- 質:一次→提案到達率、提案→受注率
- 価値:平均単価、6ヶ月リピート率
- 学習:失注タグ上位3つ(“価格”“決裁者不在”“緊急性不明” など)
権威性・実績(信頼の担保)
- 著者プロフィール:営業・AI×営業のコンサルとして200社以上を支援。B2B/B2Cの現場伴走で商談化率・成約率の改善を多数実現。現場ロープレとKPI運用の定着支援に強み。
- 提供価値:単なるモチベーションではなく、数式で再現できる売上アップ。現場で回る台本・テンプレ・指標までセットで落とし込みます。
明日からのアクション(チェックリスト)
- 一次商談で**“なぜ今?”**を必ず質問
- 失注理由タグを3つに統一して記録
- 二者択一を台本に固定(例:「10案件で試す/今回は見送る」)
- 週次で一次→提案到達率だけは必ず確認
- 次回セミナーまでに反論トップ3の切り返しを暗唱
まとめ|営業セミナーは「行動×精度×再現性」の加速装置
売上アップは偶然ではなく、測れる設計で必然化できます。診断→技の伝授→ロープレ→KPI定着の流れを“同じ型”で回してください。営業×売上アップ×セミナーの相乗効果は、最短で成果を見せ、最長で組織の競争優位を作ります。まずは90分の社内セミナーから、1つのKPI改善を始めましょう。